また新たにピアノの本を買ってしまいました!
「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ベートーヴェン編」と、
「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ショパン編」の2冊です♪
「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法」の難易度
ちなみに、この2冊のタイトルにある「3年後」というのは、「全くの初心者からスタートして3年後」という意味ではなく、
- 「ベートーヴェン編」はバイエル習得者から
- 「ショパン編」はソナチネ習得者から
だそうです。
さすがに……ゼロからのスタートで3年後にベートーヴェンやショパンは無理なんですね(笑)
ツッコミどころ その1
しかも、実際のレッスンに出てくる曲を見てみると、
「ベートーヴェン編」の最初の曲はこんな感じですが↓
最後の方はこんな譜面ですし↓
「ショパン編」の最後は「英雄ポロネーズ」となっております。
うーん……
さては、一般的なピアノ学習者の能力(の低さ)を分かってないわね?
とツッコミを入れたくなる構成です(笑)
ツッコミどころ その2
しかも、レッスンで使用される曲の楽譜は部分的にしか掲載されていません。
なので、本当にこれらの本の曲を練習していこうと思ったら、それぞれの楽譜を別個に用意する必要があります。
ワルツやら、メヌエットやら、ソナタやら。
これ、全部を集めるって何気に大変なのでは……?
「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法」の魅力
さてさて、先にツッコミどころを列挙してしまいましたが(笑)、私はこれらを分かった上でこの2冊を買っています。
なぜかというと、普通に「読んでタメになる」から!
魅力 その1:手のイラスト入りで解説
中でも個人的に惹かれたのは、こんな感じで↓
弾き方を「手のイラスト入り」で解説してくれていることです。
手首の使い方なんかも↓
「そうそう、こういうのが欲しかったの~!」と、本屋で見たときに思いました。
こういう弾き方に関するアドバイスは、初級の曲を弾くうえでも十分役に立ちますからね!!
実際、「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法・ショパン編」の「華麗なる大円舞曲」のページに同音連打に関するレッスンがあります。
そして、最近の私がやっている「新版 オルガン・ピアノの本4」の曲が同音連打の練習曲。
なので、「ショパン編」のアドバイスを参考にしながら、「オルガン・ピアノ」の曲を練習しています!
魅力その2:作曲者に関する知識を得られる
あとは、こんな感じで↓
ベートーベンやショパンにまつわるコラムがあります。
ゆかりの地の写真を見るだけでも楽しい♪
それから、お勧めの名盤リストなどもあって↓
「クラシックについては無知で、何から聴けば良いのかわからない」私のような初心者にはうってつけ!
あと、「ショパン編」だけですが、楽譜の「版について」の情報があるのも良かったです。
エキエル版とか、パデレフスキ版とか……。
「エキエルって、エヴァンゲリオンに出てくる使徒だっけ?」レベルの私は、これを読んで勉強しようと思います(笑)
(ちなみにエヴァに出てくる使徒は「サキエル」「ラミエル」「ガギエル」「ゼルエル」「アラエル」などで、「エキエル」はいませんw)
「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法」は大人の独学者にもおすすめ
というわけで、「3年後、確実にクラシック・ピアノが弾ける練習法 ベートーヴェン編/ショパン編」は私のような大人のピアノ独学者にもお勧めです!
実際にベートーベンやショパンレベルの曲を弾くのでなくても、参考にできるところが結構あります。
私も、これを読んで「オルガン・ピアノの本」と「ギロック・ベスト1」(どちらも初級)を頑張ります!!