これらの記事の続きです↓
- ピアノ・ペダルテクニック(1) テキストの特徴と難易度
- ピアノ・ペダルテクニック(2) 基本的なペダリングフォーム、予備練習~その1「足首の柔軟な動き」
- ピアノ・ペダルテクニック(3) 予備練習~その1「足首の柔軟な動き」の続き
今回も、こちらのテキストを使ってやっていきます↓

「予備練習その1」について書いてから、早5ヵ月。
やっと「予備練習その2」について書くことができます……!!
ペダルを使った音色の違いを聴き分ける練習
この予備練習の内容は、シンプルです。まずは、
(1) ペダルを使わずに弾く
その次に、
(2) 音を弾いてから右ペダルを踏む
(3) 音を弾くのと同時に右ペダルを踏む
(4) 先に右ペダルを踏んでおいて、音を弾く
すると、
それぞれの響きに微妙な違いがあるのがおわかりになると思います。
えっ?
えーっと、(1) と、それ以外が違うのは分かります。
けど、(2) と (3) と (4) って……何か違うの!??
実際に弾いてみても、ちーっとも、おわかりになりませんけれども!!
右ペダルも左ペダルも
さらにこの後、
(5) 先に左ペダルを踏んで、音を弾く
(6) 右ペダルと左ペダルを踏んでから音を弾く
すると、
重音によるたった1つの音でも、音の立ち上がりや広がり、音色に違いがあるのがわかると思います。
ええっ?
何が違うっていうんです???
音の立ち上がり?広がり?音色の違い?
それらがお分かりになるのが前提なんですの!?
……。
詰んだ……。
あまりにも音の違いが分からなすぎて、「私にペダルはムリ」と早々に諦めました。
これが、約5ヵ月前です。
弾きたい曲のために奮起
時を同じくして、私が練習を始めたのが「きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2」の14曲目、「ラ・ラ・ルー」(「わんわん物語」より)。
とても素敵なメロディとアレンジで、是非とも弾けるようになりたい1曲なのです。
しかしこの曲には

ペダル表記が……!!
一瞬、「いや、まあ、ペダルがなくても何とかなるのでは……?」と逃げようとしたものの(笑)、この曲の演奏音源を聴いてみた感想は
「うぅ……。これは、絶対ペダルがあった方が良い……」
でした。
だったら、やるしかない。
そして、やるからには基礎練習をしっかりやろう!
というわけで、なんとかペダルの練習を再スタートさせたのでした。
長くなってきたので後編に続きます!