【これは良い脳トレ】バイエル1番から6番まで

音楽経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!

バイエル1番から6番までの難易度

まずは、ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップによる分類を見ていきますね。

ピアノ・ステップによると、

バイエル1番から6番までは「分類なし」。

つまり、23段階のステップの中で一番簡単な「導入1」にも満たないくらいのレベルということです。

さて、ピアノ経験ゼロの私には弾けるのか……?

それぞれの曲を実際に弾いてみた感想

では早速、実際に弾いてみた感想を書いていこうと思います。

今回も難易度の参考として、各曲1~2小節分の画像をつけておきますね!

バイエル1番(主題+変奏1~12)

記念すべきバイエルの最初の曲、その冒頭がこちらです↓

バイエル1番の楽譜の一部

ふふふ、これはさすがに楽勝~!

……と言いたいところですが、ちゃんとメトロノームのリズムに合わせて弾こうとすると意外と弾けません。ええー!?

「四分音符は1拍」、
「二分音符は2拍」、
「付点二分音符は3拍」、
「全音符は4拍」、

と頭の中で数えながら弾いてみるものの、そうすると今度は楽譜の音符に振られている指番号(1,2,3…)とゴチャゴチャになってしまうんですよね。

例えばこれの場合(さっきの主題とは別の変奏です)↓

バイエル1番(変奏)の楽譜の一部

左側の音符は指番号が4で拍数は2、
右側の音符は指番号は2で拍数は1。

指番号と拍数を同時に処理するって、思いのほかハードル高い!

バイエル2番(主題+変奏1~8)

さて、今度は左手のみです。

バイエル2番の楽譜の一部

右手と比べて左手は細かい動きができず、薬指だけで弾くところでなぜか小指も弾いてしまうという有様でした。

しかも、私の親指の使い方がよろしくないらしく、指の肉に爪が食い込んで痛いw

あとは相変わらず指番号と拍数を同時に処理するのが難しいです。メトロノームに合わせて弾くのも難しい!!

バイエル3番

ここから両手での演奏がスタート!

バイエル3番の楽譜の一部

これは簡単~!1番と2番を終えた後なら簡単。

ただしリピート記号を見逃しがち……。

ちなみに、バイエルの1番と2番には変奏(バリエーション)がたくさんあって、「もしかしてこのまま全部に変奏があるの……?」と恐れおののいていたので、3番が主題だけだったことに安堵しました(笑)


バイエル4番

これも1番と2番を終えた後なら恐るるに足らず!

右手と左手が共に「ドレミファソファミレド」と同じ動きをするのは初心者にも易しい↓

バイエル4番の楽譜の一部

ただ、音は同じでも指番号が違う(右手の「ド」は指番号「1」の親指、左手の「ド」は指番号「5」の小指)ので、後半の「ドミソミド(右手は1 3 5 3 1、左手は5 3 1 3 5)」あたりでどちらかの指番号に引っ張られる時があります。

もしかして、超初心者には指番号ってトリッキーかも知れない……?

バイエル5番

さてお次は付点二分音符の練習です。

バイエル5番の楽譜の一部

「この付点二分音符って、三拍音符って言ってくれた方が分かりやすいのになあ……。でも違うんだろうな、それだと八分音符を二分の一拍って言わなきゃいけなくなるし。でもそれなら四分の三音符とか言ってくれた方がさあ……。」

と、音符のネーミングに文句を言ってましたw

しかもこれ、最初からずっと付点二分音符+四分音符の組み合わせで構成されてるのに、ラスト前の1小節にだけ二分音符+二分音符を持ってくるというトラップが仕組まれてるんですよ。油断ならないわね!

バイエル6番

5番の付点二分音符(三拍)が二分音符(二拍)になった感じの曲です。

バイエル6番の楽譜の一部

これは簡単!!

弾いてみた感想まとめ

というわけで、楽器経験ゼロのアラフォーが初めてピアノの練習をしてきたわけですが、正直な感想としては

「衝撃的なほど、自分の指が思い通りに動いてくれない」

ですね!

利き手とは反対の手で文字を書いたり箸を使ったりする時の、あのもどかしさに近い感覚がずっとあるんですよ……「利き手と反対の手だとこんな簡単な文字も書けないのか」みたいな……。

これは間違いなく、良い脳トレになります。

この後も頑張ります!

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