音楽経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!
バイエル101番から106番までの難易度
まずは、ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップによる分類を見ていきますね。
ピアノ・ステップによると、
バイエル101番から106番までは「基礎5」
これは全23段階あるステップの下から7段目で、基礎レベルのラストとなっています!そしてバイエルもここで終わりです……!
それぞれの曲を実際に弾いてみた感想
では早速、実際に弾いてみた感想を書いていこうと思います。
今回も難易度の参考として、各曲1~2小節分の画像をつけておきますね!
バイエル101番
これは、ただただ16分音符の練習をするための曲と言っても過言ではない!

全体的に、「片手が16分音符を弾いている時には、もう片方の手は4分音符や2分音符」というパートが多いのは優しさを感じます(笑)
ただ、このへんは手こずりました↓

左手は16分音符で臨時記号あり。一方、右手は4分音符だけど重音での移動。
少し複雑になっただけで、すぐにキャパオーバーしちゃいますねー。
バイエル102番
バイエルを最初にパラパラと見たときに、「これ本当に初級なの??」と恐れおののいた102番までついに来ました!
そしてやっぱり、ここ↓は難しかった……!

左手は保持音+8分音符の重音伴奏。
右手は16分音符3個と16分休符1つの組み合わせで音が上がっていく。
この休符の存在がね〜、何かとズレを生みやすいんですよ!いっそ全部16分音符でスケールを弾く方が何倍も簡単だったと思う……!
あ、でも曲は結構好きです。前半はゆったりしてて、「昼下がりのティーラウンジ」って感じでイイ!
バイエル103番
101番よりもさらに16分音符を練習するためだけの曲。
ただ、今度は分散和音バージョンです↓

この曲で16分音符を弾くのはほとんど左手なので、左手が疲れるなーくらいの感想しかありませんw
バイエル104番
バイエル最後の「バイエルっぽい」曲です。
この曲の右手は、この「8va」というのがあることで↓

鍵盤の右端近くまで移動しなきゃいけないんですよ。しかも16分音符で。これが弾きにくかった!
改めて、鍵盤の右端でも左端でもしっかり身体のバランスを崩さずに弾けるピアニストの方々はすごいなあ~と思い知らされた曲でした。
バイエル105番
バイエルも残り2曲というところで、急に半音階のゴリ押しがスタート!!なんで!??

ここまでほとんど暗譜というものをせずにきた私ですが、この曲は完全に暗譜して、手元を見ながら弾きました。
だって臨時記号だらけで、楽譜見ながら弾こうとしても頭がバグってしまうから……!!
バイエル106番
今度は両手で同時に半音階です↓

むっず……。
両手で同時に半音階って、両手で普通の「ドレミファソラシド」を弾くより何倍も難しい!!
まあでも、105番の前にある「半音階のれんしゅう」と105番のおかげで半音階にはそこそこ慣れてきていたので、意外と何とかなりました。この曲には16分音符がなく、8分音符メインでの進行なのも助かった!
ただ、最後の6小節にかなり苦戦……↓

この指づかい、難しい!!
弾いてみた感想まとめ
100番から104番まではバイエルの集大成という感じで「ああ……もうすぐバイエルも終わるのね……」と何だかしんみりしてました。
が、まさか最後の最後に半音階のゴリ推しがくるとは!!さすがに予想できませんでしたねコレはw
まあとにかく、これにてバイエルは一旦終了です。今後は他のテキストもいろいろやってみて、もっとピアノの腕が上がったら、またチャレンジしてみようかな!