音楽経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!
バイエル35番から40番までの難易度
まずは、ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップによる分類を見ていきますね。
ピアノ・ステップによると、
バイエル35番から40番までは「導入3」。
つまり、23段階のステップ中で3番目に簡単なレベルということです。
バイエルでは、40番までが「導入」レベルとなります!
それぞれの曲を実際に弾いてみた感想
では早速、実際に弾いてみた感想を書いていこうと思います。
今回も難易度の参考として、各曲1~2小節分の画像をつけておきますね!
バイエル35番
ここから、真ん中の「ド」より低い音が出てきます。

私が、楽譜に書かれた音符を見てすぐに何の音か言えるものはまだ少ないんですが、その中の1つが真ん中の「ド」です。
そして今まで真ん中の「ド」はほとんど毎回右手の親指が押してきたわけですが……。
この35番では、真ん中の「ド」を押す指が左手の人差し指。
これがもう違和感ありまくりで、ミスしまくりでした……orz。
左手の人差し指で「ド」を弾かなきゃいけないのに、親指で「レ」を押してしまうんだよー!!
バイエル36番
35番に引き続き、左手の人差し指で「ド」を押すことに苦戦した曲。

「ド」基準の曲に早くもホームシックな感じだけど、「ソ」基準の曲は雰囲気が好き!!
なので頑張れます♪
バイエル37番
左手の人差し指で「ド」を弾くことに少し慣れてきました。

そして、今まで真ん中より1オクターブ高い「ソ」を弾いていた右手が、真ん中の「ソ」を弾くようになります。
曲全体の音域が低くなった感じで、「おお、カッコ良いー!!!」なんて思ったり。
楽しい!
バイエル38番
この曲は、弾くのはそんなに難しくありませんでした。

ただ、「1-2小節目と5-6小節目、そして13-14小節目が同じだわ」と思ってたら実は1音だけ違うというトラップが!
演奏例を聞くまで気づかなかった……。
確認不足を反省。
バイエル39番
7小節目ェェェエエ!!

そこまでの小節の左手はずっと、ずーっと、「ソレラレ」とか「ソレドレ」とか「ドレシレ」とか、とにかく2音目と4音目は「レ」だったじゃん!!!
そして、7小節目の2音目も「レ」なのに、4音目だけ唐突に「シ」。
え???「ファレソシ」???「シ」なの??
そして「レ」は8小節目に弾くの???
……そうか、そうなんだ……。
というわけで、ここが私の完全なミスりポイントでした。
「レ」を押すなよ、「レ」を押すなよ、と思いながら「レ」を押してしまうという一人ダチョウ倶楽部状態。
わかってる……わかってるけど押しちゃうんだよね……。
切ない。
バイエル40番
なんか……なんていうか、楽譜の見た目がDNA構造っぽい?

縦にすると、

お分かりいただけるでしょうか?
9-12小節目は28番みたいにゲシュタルト崩壊しやすいけど、DNA構造っぽいところは意外と弾けたりするんですよね。
なんか不思議な曲でした。
弾いてみた感想まとめ
もうすぐバイエルの上巻が終わるわけですが、
- 4分音符以上の長い音符しか使わず、
- 白鍵しか使わず、
- 指は初期配置のままで固定。
こんな条件で40曲以上も作った上、初級者にはちゃんと
- 「何だこれムズい!!」とか
- 「ここがミスりポイント!!」とか
- 「確認不足を反省……」とか
思わせるバイエルさんは本当にすごいな、と思いました(語彙力w)