音楽経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!
バイエル72番から75番までの難易度
まずは、ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップによる分類を見ていきますね。
ピアノ・ステップによると、
バイエル72番から75番までは「基礎3」
全23段階あるステップの下から6段目で、ここが「基礎」レベルの折り返し地点です!結構きましたねー!
それぞれの曲を実際に弾いてみた感想
では早速、実際に弾いてみた感想を書いていこうと思います。
今回も難易度の参考として、各曲1~2小節分の画像をつけておきますね!
バイエル72番
左手の伴奏が「2重音+単音」にレベルアップしてるー!

今までは「ドミソ」とか「ドミドミ」とか単音だけだったのに、今回は2重音と単音による伴奏。それも8分音符だらけ!
しかも随所に指を広げるところがあり、手の移動もあり、あとト長調なので調号もあります。
何となく今までの集大成感があって、弾いてて楽しかったです♪
バイエル73番
難しい!!
まずは最初の4小節、次の4小節、その次の4小節、と4小節ずつ練習し、
それぞれができるようになったからつなげて弾いてみようと思ったらその「つなぎ」がうまくできなくて、今度はそれぞれの「つなぎ」の練習をして……という感じで、かなり時間がかかりました。
その中でも1番難しかったのは1−6小節目↓

右手に気をつけるとほぼ確実に左手が間違え、左手に気をつけるとほぼ確実に右手が間違える。
そして楽譜を見すぎるとゲシュタルト崩壊を起こす(笑)、そんな曲でした。
臨時記号もたくさんあったし↓

あー大変だった!
バイエル74番
3連符地獄。

左手・右手・あるいは両方がずーっと3連符を弾き続けるので、めっちゃ疲れる!!
特にここですよ↓

右手が「3連続で3連符→指くぐり→黒鍵(ファの#)→指かえ」と色々あって大変なところなんです。完全に右手に注意が行っちゃう。
そんな中で左手の3連符(ラドレ)が指番号4, 2, 1で始まるんですが、この「4, 2, 1」って今までにあまりやったことのない組み合わせなので、まあ〜指がもつれるもつれる。
途中でワケが分からなくなって、「ラドレ ラドラ レラド」みたいに順番がぐちゃぐちゃになってしまってました。
うーん、ピアノ難しいね!
バイエル75番
これは好き!

メロディがきれいで、感情を込めて弾きたくなります。
実際にどうやったら感情が込められるのかは分からないし、そんな技術もないけど(笑)、でも込めたくなる。そんな曲でした。
何より、74番よりすっごく弾きやすい!
弾いてみた感想まとめ
小節と小節の「つなぎ」が難しかったり、三連符地獄に泣かされたり、なかなか大変でした……。
その一方で「この曲は感情を込めて弾きたい」と思ったりするなど、演奏を楽しむ余裕も出てきて自分の成長を感じています!