【体力の限界】バイエル91番から95番まで

音楽経験ゼロ、ピアノ経験ゼロの初心者によるバイエル練習の記録です!

もくじ

バイエル91番から95番までの難易度

まずは、ピティナ(PTNA/一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)のピアノ・ステップによる分類を見ていきますね。

ピアノ・ステップによると、

バイエル91番から95番までは「基礎5」

これは全23段階あるステップの7段目で、基礎レベルのラストです!!はあ〜、ついにここまで来たわ……!!


それぞれの曲を実際に弾いてみた感想

では早速、実際に弾いてみた感想を書いていこうと思います。

今回も難易度の参考として、各曲1~2小節分の画像をつけておきますね!

バイエル91番

短音階が初登場……なのかな?(よく分からないw)

右手による16分音符での指越えが難しかったです。特に薬指(4)が親指(1)を越えていくところ↓

バイエル91番の楽譜の一部

中指(3)ならまだやりやすいんですけど、薬指で16分音符だと間に合わないことが多くて……。

しかも、この間に左手は移動しなければいけない!

バイエル91番の楽譜の一部

そのため、急に頭のCPU使用率が上がる場面でした。

でもこの小節以外は割と弾きやすかったかな!

バイエル92番

3連符地獄ふたたび!!

バイエル92番の楽譜の一部

左手に63回連続の3連符が待ち受ける曲です。キツイよー!!

曲の後半に行くにつれて私の左手の指は疲労困憊、結果テンポがガタガタに……。

ただ右手は簡単だったし、全体的には弾きやすかった印象です。少なくとも、同じく3連符地獄だった74番よりはだいぶマシ!


バイエル93番

イ短調です。この曲はけっこう好き!!

バイエル93番の楽譜の一部

じわり、じわりと指が初期配置から動き、戻り、また動く。

他の曲を練習しているときは「この部分が上手くできないから、ここを重点的に練習しよう」と思うことが多いんですが、この93番は

まんべんなくできないから、まんべんなく練習しよう

と思った曲でした。たまにはこういうのも良いかも!

そして、ラストのココがお気に入り↓

バイエル93番の楽譜の一部

上行するときは第6、第7音に♯がつき、下行するときは元に戻る……。

すごい短音階っぽい!!

何ともおバカな感想でお恥ずかしいですが、ほら私、何せ短音階というものを習ったばかりでしてね……。

93番の「あまりにもテキスト通りの短音階っぽさ」に軽く感動してしまいました。本当にこういう音階で曲ができるんですね〜!

バイエル94番

バイエルにはとーーーっても出てくる「ドソミソ」みたいなパターン、その名もアルベルティ・バス。

94番は、左手が終始アルベルティ・バスを弾いている曲です↓

バイエル94番の楽譜の一部

個人的に3連符よりはマシなんですが……それでも16分音符を延々と弾くのはキツかった!

最後の方なんか、左手がつりそうになってたわ(笑)

ただ、ゆっくりなら割と容易に弾ける曲です。弾けるところから少しずつテンポを上げていけば何とかなる!


バイエル95番

1小節を除いて、右手がずっと8分音符で6度の2重音です↓

バイエル95番の楽譜の一部

手首に余計な力を入れず柔らかく使うことで打鍵の衝撃を吸収するみたいな……そういう手首の使い方に気を付けないと、手首を痛めてしまうタイプの曲でした。

でも、弾くのは結構楽しかった!

6度の2重音といえば67番でずいぶん苦戦しましたが、その時より多少は上手に6度が弾けるようになった気がします!!

嬉しい!!

弾いてみた感想まとめ

短音階が加わった以外は、恐らく技術的にはあまり新しいことはなくて、弾きやすい曲が多かった印象です。

そう感じるのは、もしかして私自身が成長した証かも……?

と、思わせてください(笑)

一方で、エンドレス3連符や延々アルベルティ・バスに対する体力のなさを痛感したので、これらへの持続力を養っていきたいところです。

左手だけじゃなく、右手もね!

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