今日は、こちらのテキストから↓

「非和声音を含む旋律」を弾くときのペダリングを学んでいきたいと思います!
ちなみに、「ピアノ・ペダルテクニック」に関する他の記事はこちら↓
ピアノ・ペダルテクニック – ピアノの美しい響きと表現のために –
非和声音を含む旋律とペダリング
さてさて、今回の課題曲はグルリットの「聖歌」です。
今回の課題である「非和声音を含む旋律」は、例えばここ(※上段、下段ともにト音記号です)↓

右手が「ドーレミ」、左手は「ミ・ソーーー」なので、基本的にはCメジャー(ドミソ)の小節です。
でも、そこに「レ」という非和声音が入っているので、この音がある間はペダルを上げましょう、ということなんですね。
表にすると、こんな感じでしょうか。「↓」は打鍵、「→」はそのままキープです。
2.5拍目 | 3拍目 | 3拍目の直後 | |
右手 | ↓ | ↓ | → |
左手 | → | → | → |
右足ペダル | 上げる | 踏む |
この部分で既に苦戦したものの、これは割と早い段階でクリアできました♪
左手の休符が追加された途端に大苦戦
……が、大苦戦したのは後半です↓

右手は前半とほぼ同じ感じですが、左手の3拍目が休符になっています。
図にすると、
2.5拍目 | 3拍目 | 3拍目の直後 | |
右手 | ↓ | ↓ | → |
左手 | → | ||
右足ペダル | 上げる | 踏む |
違うのは、左手の3拍目だけなんですよ。
でも、これだけで難易度が爆上がりしたんです!!!
右足と左手が連動する?
まず、2.5拍目のペダルを上げるところで、同時に左手も離鍵してしまう。
かといって、左手を離鍵しないように強く意識すると、今度は右足がペダルを上げられなくなる。
つまり、右足(ペダル)と左手が連動してしまうんです。
この連動が、なかなか断ち切れず……。
「なんで、この程度のことができないの〜!?」
と自分自身に苛立ちを隠せませんでした……。
でも、かなーーーりゆっくり弾いてみたり、8分の6拍子のつもりで拍を取ったりして、なんとか、なんとか、右足と左手の連動を断ち切ることには成功しました!
離鍵とペダルを踏むタイミング
が、喜びも束の間、今度は「左手の離鍵とペダルを踏むタイミング」問題が発生。
2.5拍目 | 3拍目 | 3拍目の直後 | |
右手 | ↓ | ↓ | → |
左手 | → | ||
右足ペダル | 上げる | 踏む |
2.5拍目には音をキープしていなければいけないが、3拍目には離鍵しなければいけない左手と、
3拍目の「直後」に踏まなければいけないペダル。
左手の離鍵が遅かったり、ペダルが早すぎたりすると、左手の重音にペダルが効いてしまう
→左手の音が3拍目に残る
→左手が「休符」じゃなくなる
……ということになるわけです。
3拍目で左手の重音の音が残っているのが聴こえるたびに、「あああ……orz」ってなってました(笑)
これも、ゆーーーっくり、0.5拍ずつ練習して、何とか成功率が8割を超えることができました!!
ペダルの効果
今回のエクササイズでは、私は特に「左手の離鍵が早い・遅い」ことが多かったです。
ペダルを使うと離鍵のタイミングの不正確さが分かりやすくて、「今までいかに自分の離鍵のタイミングが曖昧だったか」を思い知らされましたね……。
白状すると、ペダルって「ちょっとしたボロを隠してくれるもの」みたいなイメージがあったんですが(すみません)、実際に使ってみたら「ボロを目立たせるもの」でした。反省……。
良い演奏にペダルを使えば、より華やかにできる。
一方で、イマイチな演奏にペダルを使うと、より一層イマイチな感じになる!
あああ、もっと練習しなきゃ!!