今日は、こちらのテキストから↓
「バスの動きを生かしたペダリング」を学んでいきたいと思います!
ちなみに、「ピアノ・ペダルテクニック」に関する他の記事はこちら↓
ピアノ・ペダルテクニック – ピアノの美しい響きと表現のために –
バロック音楽とペダリング
さてさて、今回の課題曲はA. Corelliの「サラバンド」です。
バロックの曲なんですね。
テキストによると、
バロック音楽ではペダルは使わない方がよいと思っている人が多いのですが、弦楽器のような響きやバスのパート(通奏低音)の動きを豊かに表現したいときなど、ペダルは大変効果を発揮します。
「ピアノ・ペダルテクニック ~ピアノの美しい響きと表現のために~ 基礎編」より
だそうです。
ということで今回は、「左手(バス)の練習をしてから右手を合わせる」という流れになっていました。
「サラバンド」で苦戦したポイント
まず、今回の曲はバロックでポリフォニーなので、まず「ペダル無しで弾くだけ」で大苦戦(笑)
やっとペダル無しで弾けるようになり、ペダルを入れてみて最も苦戦したのが、ここです↓
① 右手はタイで小節をまたいでいる。でも左手は違う。
→ 早くも脳への負担が大幅にアップ!
② 左手が1拍目(ソ)を弾いたら、ペダルを上げる。すぐに踏みかえない!
→ 踏みかえちゃう!!
③ 右手が「ミ」を弾いたら、ペダルを踏む。8分の1拍後にはすぐに踏みかえ!
→ 忙しすぎィ!!!
……という感じで、手足は硬直、頭の中は大混乱。
かなーりテンポを下げて、一音一音確認しながら練習しました。
難しかった~!
「8分の1拍分」の時間と踏みかえのスピード
今までの私は多分、
「打鍵の直後にペダルを踏みかえる」だけで8分の1拍分の時間を要していたんですね。
なので、
「打鍵の直後にペダルを踏みかえる」のと、
「8分の1拍分だけペダルを踏みかえないで待つ」(②)の
差が付けられなかった。
そしてもちろん、
「打鍵の直後に8分の1拍分だけペダルを踏んで、すぐに踏みかえる(③)」
というのも厳しかった。
なんたって、”打鍵の直後にペダルを踏んだつもり”の時点で、すでに8分の1拍分くらいの時間が経ってますからねえ……。
まあ、今でもちゃんと出来ているかどうかは定かではないんですが(笑)、体感としてはだいぶマシになった(踏みかえのスピードが上がった)と思うので、この辺りで次に進もうと思います!
さあ、次はツェルニーだー!