私が先月練習していた曲が「マズルカ」。
そして今月練習している曲が「メヌエット」。
どっちも踊りの曲……ですよね?
他に、今年練習していた曲には「マラゲーニャ」や「ポルカ」などがありました。
それらも踊りの曲だったはず……そして、「ワルツ」っていうのも聞いたことがある……。
が、違いがわからない。
というわけで今回は、「メヌエット」「マズルカ」「ワルツ」の3つについて、軽く調べてみました!
といっても専門書ではなくWikipediaの情報なので、「基本的にはこんなイメージ」程度のゆるい感じでご覧ください!
メヌエット
- 発祥:フランス
- 流行:17世紀後半〜18世紀
- 拍子:4分の3拍子が基本
- 性格:優雅・穏やか
宮廷で上品に踊るために速くないテンポが通常。
元々二部形式だったけれど、最終的に三部形式のメヌエットが定着した。
マズルカ
- 発祥:ポーランド
- 流行:16世紀
- 拍子:4分の3拍子が基本
- 性格:地方によりリズムもテンポも多種多様
ポーランド貴族の間で流行し、その後欧州に広がった民族舞踊。
3拍子で、第2拍もしくは第3拍にアクセントが置かれるのが特徴。
ワルツ
- 発祥:西オーストリア・南ドイツ
- 成立:13世紀ごろ
- 拍子:3拍子
- 性格:優雅・上品
もともとは「ヴェラー」と呼ばれる農民の踊りで動きも激しかったが、都市の住民は優雅さを好んだので、だんだんと上品になっていった。
19世紀のウィーン会議で登場したのを機に「ウィンナ・ワルツ」として世界に広まった。
ちなみにジャズでは、ダンスのための曲でなくても3/4拍子の音楽を「ワルツ」と呼ぶ。
発祥国も、年代も、場所もさまざま
というわけでまとめると、
- フランスの宮廷で踊られていたメヌエット
- ポーランドの貴族の間で流行ったマズルカ
- ドイツの農民の踊りが上品になって広まったワルツ
ですかね?こうやって軽く調べるだけでも、色々なことがわかって面白いですね!
個人的には、ジャズの世界の「ワルツ」は踊り用かどうかを問わず3/4拍子の音楽のことを指す、というのが驚きでした。
そう言われてみれば、ワルツと名のつくジャズの曲を聴いて「これ、どのへんがワルツなの?」って思ったことがあったような。
これからは、疑問に思った時にちゃんと調べよう(笑)
そして、今練習しているのはメヌエットです。宮廷舞踊をイメージして、優雅に弾けるように気をつけようと思います!