人一倍繊細な子供、いわゆるHSC(Highly Sensitive Child)だと思われる我が息子。
彼は、とにかく「悲しいもの」が苦手です。
悲しい曲、悲しいお話、悲しい顔、全部ダメ。
そんな息子によると、ピアノの音はギターなど他の楽器と比べて
「悲しい感じがする」
のだとか。
さすがに「となりのトトロ」や「ミッキーマウスマーチ」くらいに明るい曲調ならピアノ曲でも悲しい感じはしないみたいですが、そうでなければ「何となく悲しい」と感じるようです。
そっか〜。まあ、何となく分かる気がする。
私自身はピアノの音が好きだけれど、それも実はピアノの音が「悲しい感じ」だからなのかもしれないよね。
もっと言うと、「悲しい」というか、
- 切ない
- 哀愁がある
- 憂いがある
こういう雰囲気を醸し出す響きがあるから、かなあ。
というのも私は、お話でも曲でも「悲しい」は苦手なんですよ。私も息子に負けず劣らず「悲しい」は苦手。
でも、「切ない」は大好きなんです。
色でたとえるなら、黒は苦手だけどダークブラウンは好き、みたいな。
味でたとえるなら、苦いのは嫌いだけどほろ苦いのは好き、みたいな……。
そんな私の好みにガチっとはまったのがピアノの音なのかも?
なーんて思ったのでした。
今日もピアノ練習頑張ります!