最近は、いろいろな曲を同時進行で練習しています!
- 「優美」- 70%
- 「ラ・ラ・ルー」- 80%
- 「さんぽ」- 80%
- 「私のお気に入り」- 30%
「NEW ピアノスタディ レパートリーコレクションズI(CD付)」より
- メヌエット ト短調 BMV. Anh.115(C. ペッツォルト)- 70%
- マーチ ハ長調(V. レビコフ)- 40%
これらの6曲を少しずつ、交代で練習しています。
プラス、スケールとアルペジオの練習です♪
「練習中」の曲が増えていく流れ
ちなみに、上記の曲の横に書かれているパーセンテージは、私の主観による進捗率です。
どの曲も、進捗率70%くらいまでは割と順調に進むんですよね。
でも、そこで足踏みしてしまうことが本当に多くて……。
進捗率70-80%の壁
今年に入ってからの私のピアノ練習は、
新しい曲の練習をする
→ 70%くらいまでは順調に進む
→ 足踏み期間
→ その曲に飽きる(笑)
→ 他の曲にも手を出す
→ 他の曲も70%くらいまでは順調に進む
→ その間、最初の曲は75-80%くらいまでしか進んでいない
という感じです。
特に上記の「ラ・ラ・ルー」と「さんぽ」は、70%に到達してからしばらく経つのにまだ80%程度……。
自分の中で「コレとコレができるようになったら終わりにしよう!」と思っているうちの、「コレ」がなかなかできるようにならず、停滞している感じです。
「80%」で次に進む方が良いのか?
こういう時、思い出すのは、ビジネス関係の本などでよく言われる言葉。マーク・ザッカーバーグの言葉だったかな?
Done is better than perfect. (「完璧」より「完了」の方が良い)
仕事ができない人は、100%の完成度(というか100%の自己満足度)じゃないと前に進めない「完璧主義」。
反対に、仕事ができる人は、80%の完成度でも良いからとにかく仕上げて次に進める「完了主義」。
「完璧を求めていつまでも時間をかけるより、完璧じゃなくて良いから完了させて次に行け」、と。
そういうのを見ると、今やっているピアノの曲も「まあ、これくらいで良っか~」と終わらせたくなります。
というか、ピアノの練習を始めてから1年以上は、ずっとそうやってやってきました。
なんなら、完成度40%くらいでも、どんどん次に進めてきたんです。
それはそれで楽しかったし、初期のモチベーションの維持には必要でした。だから、最初のうちは「完了主義」で良かったんだと思います。
「20%」を放置し続けるわけにはいかない
ただ……ピアノの習得に関しては、できなかった「20%」を、いつまでも放置し続けるわけにはいかないんですよね。
たとえば今練習中の「メヌエット ト短調 BMV.Anh.115」で、「数カ所あるトリルが上手くできないけど、トリルを省けば残りは弾けてるから良いか~」ってなるのは「それは自分のためにならないのでは??」と思うわけですよ。
こんな短い曲の、基礎レベルのトリルを「自己満足」程度にもできないまま、前に進んでしまっていいのか?と。
むしろ、今の私が「この曲を練習する意味」の80%くらいは、その「数カ所のトリル」にあるのでは??と思ったりもして。
うーん、でも、どこかで切り上げて前に進む勇気は必要だな、とも思うわけで……。
これは成長か、それとも……?
ピアノの練習としては停滞しているようにも見えますが、私がこうやって曲の細部や練習する意味について考えるようになったのは、総合的に「私が成長したから」と捉えて良いでしょうか??(ポジティブ)
私が「アーティスト」寄りの考え方になってきた、とか?
……いや、まあ、もしかしたら、ただ単純に「沼にハマっただけ」なのかも知れないけど(笑)

