以前、こちらの記事で↓
【音楽×英語】全音符・2分音符・4分音符・8分音符・16分音符…英語で何と言う?
全音符や2分音符、4分音符、8分音符……という基本の音符の英語表現を、アメリカ英語とイギリス英語の違いも交えて紹介しました。
今日は、それをさらに拡張していきます!
いろいろな「音符」と「休符」を英語でいうと
音符にはいろいろな種類がありますが、少なくとも初中級レベルで出てくる音符は、
- 点があるかないか(付点、複付点)
- その音の長さは1小節を何分割したものか(2分、4分)
- 音符か、休符か
この3つの要素を組み合わせたものだと思います。
音符の名前の3つの要素(日本語)
音符の名前に出てくる3つの要素を表にまとめると、
点の有無 | 音の長さ | 種類 |
---|---|---|
(点なし) 付点 複付点 | 全 2分 4分 8分 16分 32分 | 音符 休符 |
「(点なし)」+「全」+「音符」= 全音符。
「付点」+「4分」+「休符」= 付点4分休符。
「複付点」+「8分」+「音符」= 複付点8分音符。
こんな感じで組み合わせていきますよね。
これは、英語でもまったく同じです!
音符の名前の3つの要素(英語)
上の表を英語に置き換えると、
点の有無 | 音の長さ | 種類 |
---|---|---|
– (なし) dotted(付点) double dotted(複付点) | whole(全) half(2分) quarter(4分) eighth(8分) sixteenth(16分) thirty-second(32分) | note(音符) rest(休符) |
“-” + “whole” + “note” = whole note(全音符)。
“dotted” + “quarter” + “rest” = dotted quarter rest(付点4分休符)。
“double dotted” + “eighth” + “note” = double dotted eighth note(複付点8分音符)。
こんな感じになります!
ちなみに “dot(ドット)”っていうのは、「.」のことです。「.com」を「ドットコム」って読みますよね?アレです。
で、これがそのまま「ドットを付ける」という動詞になって、「ドットを付けられた(=付点)」で “dotted” になるんですね。
「休符」も「take a rest(休憩する、一休みする)」でおなじみの “rest” だし、音符の英語表現は結構ストレートで分かりやすい!
……ですが、英語の方が面倒くさいケースもあります。
というわけで次回は、音楽に関する英語表現の中でも覚えにくいものを紹介しますね!