今日は、こちらの↓

「きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2」(バイエル中級~終了程度)を弾いてみた感想を書いていきます♪
第一印象は
まず、この曲集を始めて最初に思ったことは、
「やっぱり……今まで弾いてきた導入レベルの曲集より難しい!!」
です。
とは言っても、音符の数とか密度とかはそこまで多くないんですよ。
でも、指づかいであるとか、
手の移動であるとか、
和音の響きであるとか……
色んなことを合わせて、トータルで難しいです。
バイエルと比べると?
音符の数だけを見たらバイエルの40~50番台と同じくらい。
でも、頭のCPU使用率は、体感でバイエル90~100番台くらいの感じです。
この難しさは、「新しい」「馴染みがない」という面が大きいのかな……。
とにかく、バイエルとは全く違う「基礎」を築けそうです!!楽しみ!!
「きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2」を弾いてみた感想(1)
それでは、曲ごとの感想です♪
1. ドレミの歌(「サウンド・オブ・ミュージック」より) [ロジャーズ作曲]
転調
この曲、今まで何の気なく歌ってきましたが、
「『ソ』は青い空~」
「『ラ』はラッパのラ~」
「『シ』はしあわせよ~」
っていうところで、どんどん転調していくんですね……。
ハ長調(ファ、ソ)→ニ長調(ファ#、ソ)→ホ長調(ファ#、ソ#)かな?
2小節ごとに「♯」の有無が変わる。これだけでも間違えやすい!
カノンも追加
しかも実はこの時、右手と左手がカノンをやっているんです。
「『ソ』は青い空~(『ソ』は青い空~)」
「『ラ』はラッパのラ~(『ラ』はラッパのラ~)」
「『シ』はしあわせよ~(『シ』はしあわせよ~)」
という具合にですね。
転調とポリフォニー。
簡単そうに見えて、実は難しい最強のコンボ……!!
2. 峠の我が家 [アメリカ民謡]
これは前曲の「ドレミの歌」よりも簡単です。
でもやっぱり、ポリフォニー要素があるのが特徴。
3. 星の世界 [チャールズ作曲]
良い曲だなあ……(しみじみ)。
この曲は、「ただ弾くこと」自体はそんなに難しくないんですけど、右手と左手の、そしてそれぞれの指の音量のバランスを取るのが難しかったです。
右手と左手で和音を構成することが多いアレンジで、気を抜くとメロディが和音の中に埋没してしまうんですよね。
例えば、
右手が「ラ」→「ファ」「ド」と弾き(単音→重音)、
左手が「ファ」「ド」→「ラ」と弾く(重音→単音)。
この時、メロディラインは右手の「ラ」→「ド」にあります。
右手と左手で「ファ・ラ・ド」のFメジャーを構成しているのは同じ。
そこに、メロディラインの「ラ」と「ド」が埋没しないようにしないといけない……。
これが、なかなか難しい!
「右手:メロディ、左手:伴奏」に徹している時でさえ伴奏の音が大きくならないように気をつけなきゃいけなかったのに、今度は「右手の一部だけがメロディ、右手の残りと左手で和音伴奏」。
より細かなコントロールが必要なんですね。頑張らないと!