ブルクミュラーの7曲目です!
テキストは引き続き、こちらを使用しています↓

今回も、ブルクミュラー恒例のイメージトレーニングからやっていきたいと思います!
「清い流れ (Courant limpide)」のイメージ
まず、テキストにはこのような記述があります↓
きれいに澄んだ水が流れています。どんな音がきこえますか?(中略)速く、活発だけれど、mormorando(ささやくように)、そしてpp(とても弱く)で流れていきます。
「こどもピアノレッスン 新 こどものブルクミュラー 25の練習曲 表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング」より
速くて活発だけど、ささやくように、とても弱く……?
うーん、まあ、大河ではないんでしょうね。小川かな?
実際、この曲の邦題を「清らかな小川」としている本も多いですし。
雪国の人間がイメージする「清い流れ」
小川で、えーと、清らかって言ってるから田舎の山の上のほうで……。
あ、もしくは、「春を迎えた田舎の雪解け水が、道路の脇に細い水の流れを作ってる」なんてのはどうでしょう?
チョロチョロ〜
キラキラ〜
って感じで(語彙力w)
これなら、雪国の人間としては、すごくイメージ湧きます!
というか、今は雪に埋もれている真っ最中なので、「雪解けの季節を!!早く!!」っていう希望も入って、強くイメージできてしまう(笑)
「清い流れ (Courant limpide)」の楽譜を見てイメージ
さて、何となく「清い流れ」のイメージができたところで、実際の楽譜を見てみると……。

前半は、同じような動きの繰り返し。
そして、

後半も、同じような動きの繰り返し……。
これで、あとはクレッシェンドとかディミヌエンドとかで、曲に表情をつけるっていう感じでしょうか……?
えええ、難しそう!!
行く川のながれは絶えずして
そして、私の頭の中に浮かんだのは、鴨長明「方丈記」の冒頭。
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
絶えず流れる水。
いつも同じように見える水。
でも実際は、その時、その時で違う水。
「清い流れ (Courant limpide)」も、あっちもこっちも同じように見えるからって、同じように弾いちゃダメなんだろうなあ。
単調になっちゃうしなぁ……。
うん、なるほど!
わかった!
何となくイメージできました!
あとは弾いてみるのみー!