ブルクミュラーの7曲目を弾いてみた感想です!
テキストは引き続き、こちらを使用しています↓

ついでに、この曲のイメージトレーニングをした時の記事はこちらです↓
ブルクミュラー25の練習曲(7)「清い流れ (Courant limpide)」その1. イメージトレーニング
「清い流れ (Courant limpide)」の難易度
まずは、この曲の難易度をざっくり書いていきます!
PTNAのステップ:基礎4〜応用2
PTNAのステップだと、この曲を含む「ブルクミュラー25の練習曲」の全曲が「基礎4・基礎5・応用1・応用2」に分類されています。
全23段階のうちの、下から7〜10番目です。
演奏の完成度が高ければ、この曲でも「応用2」を合格できたりするんですね!
ちなみにバイエルだと、80番〜106番に相当します。
バイエルの80番〜90番がPTNAの「基礎4」、91番〜106番が「基礎5」となります。
ピアノ歴1年7ヵ月の私には
前曲(「進歩」)のときもそうでしたが、テンポをかなり下げても良いなら、ちょうどいい難易度でした。
テキストには「♩=176」って書いてありましたが、私の練習速度は「♩=80」。
そうです、半分以下ですw
でも、十分良い練習になりましたよ!
ちなみに、練習期間は2~3ヵ月くらいかな?(全く練習をしていない日も含みます)。
練習をした日にこの曲に割いた練習時間は、1回20~30分くらいだったと思います。
「清い流れ (Courant limpide)」のハイライトと弾いてみた感想
というわけで、ここからは私が「清い流れ 」を実際に弾いてみた感想をパートごとに書いていきますね!
3連符地獄
最初の8小節は、左手はずっと「ソ」「レ」を弾いているだけ。これは簡単!
一方、右手は

ずーっと3連符!!
しかも、

3連符の最初の音(赤い音符)だけは4分音符……なんですよね?
それはつまり、3連符の2番目と3番目の音を弾いている間も、最初の音はキープしておかないといけないということ。
ひえー、ハイレベルー!(私には!!)
「内声」のメロディーとは?
そして、テキストにはこう書かれていました。
この曲は、内声のメロディーを美しく奏でることが大切です。まず、内声のメロディーを親指で弾きます。(中略)最後に、内声のメロディーに乗せて3連符を控えめに弾きます。
こどもピアノレッスン 新 こどものブルクミュラー 25の練習曲 表現力がぐんぐん育つ!はじめてのイメージトレーニング
内声のメロディー……?
ええと、多分それぞれの3連符の最初の4分音符を繋げてできるメロディーってことですよね?
例えばこれなら↓

「シ、シ、ド、ラ」。
で、これなら↓

「シ、シ、ソ、レ」。
ここが「内声のメロディー」っていうことで、あ、合ってるでしょうか……(汗)
このメロディーがちゃんと聴こえるように意識しながら、3連符(の2番目と3番目の音?)を控えめに弾きなさいよ、と。
これがなかなか難しかったなあ~、特に手が移動するとき!
ただ、「内声のメロディー」を弾くのが親指オンリーなのは助かりました。
しかも必ず3連符の最初の1音ですしね。分かりやすくて良い!
どこを弾いているのか分からなくなる譜面
次の8小節は、ひたすら同じような見た目の譜面が続きます。

どこを弾いているのか分からなくなるー!(笑)
でも、最初の8小節は右手だけでやっていたことを、今度は左手と右手で分けたような内容で、個人的にはこっちの方が弾きやすかったです。リズムも取りやすかったし。
でも、大事なことなので2回言っちゃいますけど、本当にどこを弾いているのか分からなくなるパートでしたw
と、こんな感じで、「清い流れ」は終わりにします!
いつの日か、この曲を「♩=176」で弾ける日が来るのを夢見て……(来るかなw)