最近始めた、こちらの練習曲集↓
ヤマハピアノライブラリー 初歩のピアノ練習曲集1
早速1番から10番までを弾いてみたので、その感想を書いていきます!
1番 ハ長調のレガート奏/ツェルニー「100 レクリエーション」より
これを作ったのはツェルニーさんなんですね。あの、バイエルの後にやると噂の「ツェルニー100番」の。
なるほど、バイエルさんっぽくない。
何がどう違うかという説明はできない……できないけど、今までやってきたバイエルさんの曲とは確かに違うな、という感じだけはする(←適当w)。
四分音符と二分音符しか出てこないし、うん、これくらいなら弾けますよ!!
2番 両手の並行奏/ケーラー「子供のピアノ練習曲集」より
右手が「シドレー(指番号3, 4, 5)」の後に4音下がって「ソラシー(1, 2, 3)」と弾くとき、左手は「ソラシー(5, 4, 3)」の後に同じ場所から「シドレー(3, 2, 1)」と弾く。
両手の見た目の動きが完全にシンクロしているわけではなく、横に平行移動した状態っていう……。
バイエルの25番に似てるな〜。ちょっと手こずった!
3番 左手の重音/ベレンス「初歩者のための50の小品集」op.70 より
おっ、重音伴奏だ!
これはとても弾きやすい。簡単!
4番 カノン/スピンドラー
右手と同じメロディーを、後から左手が追いかける。
初心者感丸出しの感想を言うと、「あー、こういうのをカノンって呼ぶんだ〜」と思いました(笑)
それはさておき、カノンって弾くの難しいんですよね。
「片方の手がメロディー担当で、もう片方の手が伴奏担当」ではなくて、「それぞれの手がそれぞれのメロディーを持っている」タイプの曲(「2声」っていうのかな?)って、もれなく難しい。
でもこの4番くらい簡単な曲なら、まだ大丈夫!
5番 右手全指の動きと移調奏、
6番 左手全指の動きと移調奏/ホルネマン「ホルネマン-シッテ 子供のためのピアノ教室」より
5番と6番はともに、同じメロディをまずはハ長調で弾き、次にト長調で弾くというもの。
へー、おもしろい!こうやって弾き比べると、調ごとの雰囲気の違いが分かりやすくて良い。
こういうの、もっとやりたいなー。
7番 6/8のレガート奏法/ベレンス「初歩者のための50の小品集」op.70 より
短い!!4小節しかない。
でもちゃんとメロディがあって好き♪
8番 重音伴奏と8分音符を含む動き/グルリット「はじめてのピアノレッスン」op.117より
あれ、これ聞いたことある……実は有名な曲なのでは?
簡単だけど覚えやすいメロディで、とても弾きやすかったです。
考えてみると、3番や8番みたいな重音伴奏ってバイエルにあまりなかったかも?
「ド ミ&ソ ミ&ソ」みたいなのはたくさんあるんですけどね~。
9番 模倣による左右の動き/シュンゲラー「ピアノ教室」より
模倣による左右の動き……っていうのはカノンではないの??うーん、良く分からない(笑)
でもとにかくそっち系の曲で、8番の倍くらい時間がかかってしまった。見た目は簡単そうなのにな~。
10番 カノン/グルリット「小さなピアニストへの第一歩」op.82より
カノンきたー!
4番よりちょっと音符の密度が上がっただけなのに、なかなかノーミスで弾けない。
2分音符と4分音符しかなくて、多分バイエルだと20番台くらいの難易度なのに……。
そんなバイエルは、今100番台をやってるというのに……。
この「それぞれの手がメロディーを持っている」タイプの曲をもっと練習しなければ!!
ヤマハピアノライブラリー 初歩のピアノ練習曲集(1) 1番から10番までの感想
「うーん、やっぱりバイエルだけでは全然足りないんだな」と改めて思い知らされました(笑)
バイエルは「メロディ+伴奏」系の曲が多いから、そっちは割とこなせるようになっているけれど、「それぞれの手がメロディーを持ってる」系の曲は圧倒的に練習が足りてませんね。それを補える教材も今度探してみようと思います!