ブルクミュラーの8曲目です!
テキストは引き続き、こちらを使用しています↓

今回も、ブルクミュラー恒例のイメージトレーニングからやっていきたいと思います!
「優美 (La gracieuse)」のイメージトレーニング
まず、テキストにはこう書かれています。
あなたの知っている優美な人はだれ?その人を思いうかべて弾いてみましょう。
「優美」な人……うーん……。
私の頭の中に浮かんだのは、ピアニストの「かてぃん」こと角野隼人さんが、宇多田ヒカルさんの「One Last Kiss」を弾いている動画です。
こちら↓
音も優美だし、雰囲気も優美だし、手の動きも優美……!!
もちろん、スタインウェイのグランドピアノも!
「優美さ」はどこからくる?
その他にも、「優美な人」「優美なもの」「優美な空間」……とアレコレ考えていて思ったのは、
私は結構、極められた「技」に優美さを感じるなーということ。
アーティストでもアスリートでも職人さんでも、本当にすごい人たちの「技」ってみんな優美じゃありませんか?
鍛錬に鍛錬を重ねた結果、もはや一般人には「その努力の痕跡すら認識できない」レベルに到達してしまっている。
血の滲むような努力の匂いもしない。
押しつぶされそうな苦悩の影すら見えない。
あまりにもスムーズで軽やかで、私のような一般人は錯覚させられるんですよ、
「簡単そう!」
「あれなら私にもできそう!」
って。
そんな風に、何も知らない人達を錯覚させてしまうほどに磨き上げられた「技」。
私はそこに、「優美さ」を感じて止みません……!
じゃあ、どうすれば「優美」に弾ける?
で、本題。ブルクミュラーの「優美」ですね。
これをどのように弾けば優美な感じが出るのか?
上記の内容をふまえて考えると……。
うーん、
ひたすら練習するしかない。
「結局それ??」っていう感じが否めませんが(笑)、結局それなんですよね~。もう、仕方がない。
練習に練習を重ねて、「練習しました感」が出ないくらい軽やかに、滑らかに弾けるようになる。
そうすれば、多少は優美さが出せるはず!
優美な演奏、優美な人、優美な人生。
すべては鍛錬の先にある。
「優美さ」への近道など、存在しないのだ……!