ブルクミュラーの8曲目を弾いてみた感想です!
テキストは引き続き、こちらを使用しています↓

ついでに、この曲のイメージトレーニングをした時の記事はこちらです↓
ブルクミュラー25の練習曲(8) 「優美 (La gracieuse)」その1 イメージトレーニング
「優美 (La gracieuse)」の難易度
まずは、この曲の難易度をざっくり書いていきます!
PTNAのステップ:基礎4〜応用2
PTNAのステップだと、この曲を含む「ブルクミュラー25の練習曲」の全曲が「基礎4・基礎5・応用1・応用2」に分類されています。
演奏の完成度が高ければ、この曲でも「応用2」を合格できたりするんですね!
バイエルに換算すると
ちなみにバイエルだと、80番〜106番に相当します。バイエルの80番〜90番がPTNAの「基礎4」、91番〜106番が「基礎5」です。
ピアノ歴1年10ヵ月の私には
これはもう「ブルクミュラーあるある」といっても過言ではないと思うんですが(笑)……、前曲・前々曲に続き、今曲も
「テンポをかなり下げても良いなら、ちょうどいい難易度」でした。
テキストには「♩=100」と書いてありますが、私の練習速度はスタートが「♩=40」、途中から「♩=50」前後。
最終的に「♩=60」が精一杯でしたね~。
でも、それも仕方のないことなんですよ!
だって……。
「優美 (La gracieuse)」のハイライトと弾いてみた感想
この曲の唯一にして最強の練習ポイント、それは、
32分音符!!
もう、32分音符のための練習曲と言ってしまって良いと思います!
32分音符といえば、4分音符の8分の1の長さ。
つまり4分の4拍子だったら、たったの1拍に8個もの32分音符が入るということです……!
「優美」の中の32分音符
幸い「優美」には、8連続で32分音符が出てくることはありません。4連続止まりです。

しかも、音型は上のような「最初の32分音符+下がる+下がる+上がる」がほとんど。これは基礎レベルの生徒にも分かりやすい♪
その一方で、

32分音符の4連が「ほぼ全ての小節にある」というのはキツかったかな。。
まぁでも、32分音符を弾く手と反対の手(上の画像の部分だったら左手)は弾くのが簡単なのが救いですね。
両手で同時に32分音符を弾かせたりしないところに、基礎レベルならではの優しさを感じました♪
テンポを上げることだけが難しかった
この「優美」という曲は、似通った音型の繰り返しが多いし、遅いテンポで良いのなら、弾くのは難しくありませんでした。
ただ、テンポを上げることが本当に難しかった。
特に、「♩=50」から「♩=60」までは上げるのが大変でした。
それについては、また別の記事で書く予定です。
とにかく、これでブルクミュラー25の練習曲の8曲目「優美 (La gracieuse)」の練習は、いったん終わりとします♪