今日は、こちら↓の曲集から、

15曲目の「さんぽ」を弾いてみた感想、その続きを書いていきます!
「さんぽ」の課題、2つ目は「指ごとの音量のコントロール」
私の中の「さんぽ」の課題は大きく2つありまして、1つ目は「三連符」でした。
ちなみに、「三連符」について書いた前記事はこちら↓
「きらきらピアノ こどものポピュラーメロディーズ2」全曲の感想 15曲目「さんぽ」その1
そしてこの曲の2つ目の課題は、「指ごとの音量のコントロール」。
例えば、こういう場面で↓

重音や和音の中にある「メロディーを構成する音」(上の画像では、赤い音符)が他よりもしっかり聞こえるようにしたい。
そしてそのためには、メロディーの構成音と比べて、構成音以外を弱めに弾かないといけない。
……わけですが、これがもう、難しいのなんのって!!
ずっと持ち越し続けてきた課題
実は、この「指ごとの音量のコントロール」は、他の曲を練習するときも大きな課題の一つでした。
しかし……毎回、たいして上達せず(苦笑)。
途中で
「まぁ良っか、他の部分は結構良い感じになってきたし、そろそろ次の曲に行こう」
となってしまって、持ち越し続けてきた課題なんですよね。
メロディが埋没しやすいアレンジの「さんぽ」
でも、「そろそろ持ち越し続けるのはやめたい!!」と思っていたところに始めた、この「さんぽ」という曲。
これが、まあ~、「重音と和音の中にメロディが埋もれまくっているアレンジ」となっておりまして(笑)
例えばこういうのとか↓

こういうのとか↓

こういうのとか……↓

個人的には、メゾフォルテ・フォルテの箇所が多いのも難易度を高めている気がします(汗)。
指ごとの音量コントロールのために
でも、今回はそう簡単には次に行きません!!
何かしら成果を得るために、いろいろと調べて、練習もしました。
特に今回重点を置いたのは、鍵盤を押す深さの違い(鍵盤の底まで or ハーフタッチ)と、前回の記事でも書いた「手の重心の位置」ですね。
改めて、「手の重心の位置」って大事
前回は、単音だけのメロディーラインで、
「小指の方に重心を置いたままだから他の指が動かしにくかったんだ」
ということを学習しました。
そして今回は、重音だらけの中で、
「小指で弾く音を響かせたいときこそ、小指に重心を置いて深くタッチすること」
「他の音は浅めに、ハーフタッチで」
を意識。もちろん、メロディを弾くのが親指なら、親指に重心を!
……とはいっても実際は、こんなふうに↓

メロディラインを弾く指がコロコロ変わるので、本当に重心移動が出来てるのかって言うと……あんまり出来てないと思うんですけど(笑)
それでも、「意識する」ことは続けました。
そしてようやく、最近……!
ハーフタッチや重心移動の感覚が掴めてきたんです!
やった……!!
ついに「さんぽ」も終わり!
というわけで、私としてはかなり満足したので、「さんぽ」はこれにて終わりにしたいと思います!
この曲には相当の練習時間を割いた甲斐あって、とても大事なことを学べました。
手の重心移動にしても、ハーフタッチにしても、音量のコントロールにしても、これから他の曲の練習をする時に大いに役立ってくれるはず!
そう思うと、これからがますます楽しみです♪